他のケースは一切参考にならない

喧嘩

行政書士

ここでは、その人が直面している問題と他のケースとの比較について検討しましょう。

不倫・浮気の慰謝料を請求する人からよく受ける相談があります。

質問

どのような相談ですか?

行政書士

それは「他のケースではどうでしたか?」というものです。

なるほど

それは私も気になります!

全く同じ事例は存在しない

他の方の事例を知りたいというお気持ちは分からないでもありません。
しかし、このようなご質問に対する回答は困難なのです。

質問

なぜですか?

行政書士

というのも、不倫問題に全く同じ事例など存在しないからです。

例えば不倫期間、婚姻期間、当事者の年齢、離婚の有無などは事例によって異なります。

行政書士

また、このような客観的な事情が似たような事例であったとしても、他のケースは一切参考になりません。

困惑

事情が似ているなら、ある程度参考になりそうですが……

しかし、仮に客観的な事情が似ていたとしても、各当事者の性格や考え方によって不倫問題解決へ向けた進め方、結果も大きく異なります。

行政書士

そのため「他のケースは一切参考にならない」と回答するしかないのが実情です。

思考と行動パターンの割合

上記のように「他のケースは一切参考にならない」です。
しかし、人は他の人、事例と比較したがります。

行政書士

そこで、慰謝料請求者が知りたいであろうことについて、あくまでも当事務所がこれまでの経験から感じる慰謝料を請求された人の思考パターンの割合をご紹介します。

質問

請求者はどのようなことを知りたいのですか?

設定した回答期限までに回答してくるのか

行政書士

まず、慰謝料の請求を受けた不倫相手は設定した回答期限までに回答してくるのでしょうか?というご質問が多いです。

慰謝料請求の内容証明郵便等を送付する場合、「書面到達後10日以内に回答せよ」などと要求することが一般的です。
しかし、不倫相手には何らかの対応をする義務はないですし、設定した回答期限を守る義務もないのです。

驚き

ええっ!?

行政書士

そのため、請求自体が無視されることも当然あり得ますし、設定した期限から遅れて回答が届くことこともあり得ます。

なお、回答率は慰謝料を請求する書面の書き方によっても大きく異なりますが、ここでは当事務所が作成した場合の割合です。
どのような書面が無視されやすいかについては→こちらの不倫慰謝料請求内容証明郵便の書き方を参考にされてください。

回答期限を過ぎて何らかの反応があることが一番多い

回答期限までに何らかの反応がある
35%
回答期限を過ぎて何らかの反応がある
60%
無視される
5%
行政書士

上記のように回答期限を過ぎて何らかの反応があることが一番多いです。
また、不倫したことについて全く反省していない人やちょっと頭がおかしい人を除いて無視されることもあまりありません。

なるほど

意外と無視されることは少ないのですね!安心しました!

行政書士

これはあくまでもした書面で請求した場合の話です。

当事務所が作成する書面は、回答を得やすいように誘導する仕掛けをしていますので、ご自身で作成された場合などは、無視される可能性はもっと上がることが予想されます。

反省しているのか

行政書士

次に、不倫相手は反省しているのでしょうか?というご質問を受けることが多いです。

なるほど

確かに、反省しているかどうかは気になります!

そもそも、自ら積極的に不倫をした人と「妻とは離婚するから交際してほしい」と何度も迫られて不倫に発展した人では反省の度合いも異なるはずです。
また、不倫中もノリノリで交際していた人と、不倫関係を解消したいけれどズルズルと交際を続けていた人でも反省の度合いは異なります。

そのため、不倫相手の反省度合いは不倫に至った経緯や不倫中の交際内容が大きく関わってくるのですが、大まかに以下の割合のように感じます。

程度の差はあるものの、基本的には反省していることが多い

真摯に反省している
10%
それなりに反省している
60%
あまり反省していない
20%
全く反省していない
10%
なるほど

意外と反省している人が多いのですね!

行政書士

そうですね。
程度の差はありますものの、基本的には反省していることが多いです。

慰謝料を支払うつもりはあるのか

行政書士

そして、多くの方が気にされるのは、不倫相手は慰謝料を支払うつもりはあるのでしょうか?という点です。

なるほど

確かに、慰謝料を請求している以上、それが払われるかどうかは重要です!

程度の差はあるものの、支払うつもり自体はあることが多い

妥当な請求額、法外な請求額に関わらず請求された満額を支払おうとする
5%
妥当な慰謝料額を支払おうとする
60%
妥当な慰謝料額よりいくらか少ない額であれば支払おうとする
30%
支払うつもりはない
5%
なるほど

多くの人は妥当な慰謝料額であれば、支払うつもりがあるのですね!

行政書士

そうですね。
もっとも、経済的な事情によって妥当な慰謝料額を支払えない場合は、それより少ない額であれば支払おうとします。

配偶者との不倫関係を解消するのか

今後も配偶者との婚姻関係を継続するのであれば、配偶者と不倫相手の不倫関係を解消させる必要があります。

行政書士

そこで、不倫相手が配偶者との不倫関係を解消するのでしょうか?ということを気にされる方が多いです。

まず、慰謝料請求者とその配偶者が離婚するのであれば、不倫相手と配偶者が不倫関係を続けようが関係ないということになります。
そのため、そもそも不倫相手と配偶者の関係を解消するように要求すること自体ができません。

行政書士

そこで、ここでは婚姻を継続するという前提で不倫関係を解消するよう求めた場合の話です。

基本的には不倫関係は解消する

不倫関係を解消する
60%
配偶者が別れたいなら不倫関係を解消する(配偶者が不倫関係継続を望むなら不倫関係を続ける)
20%
不倫関係を解消しない
20%

上記のように今後も婚姻を継続する場合において配偶者との不倫関係解消を要求すれば、その要求はで通ります。

質問

ある程度の確率ですか……
100%の不倫関係を解消させる方法はないですか?

行政書士

さすがに100%の方法はありません。
しかし、その確率を最大限に上げるためには→不倫の慰謝料を請求しないという選択肢を検討する余地もあります。

住所を伏せて請求できる?

真摯に反省している相手であれば問題ありませんが、全く反省をしていない相手に対して請求する際には、できれば自身の住所を知られたくないと思うでしょう。
それでは、不倫相手に自身の住所を知られないためには、どのような方法があるのでしょうか?
それについては→次のページ(住所を伏せたまま不倫の慰謝料請求する方法)で説明しています。

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