ダブル不倫で高額の慰謝料を請求した場合

ダブル不倫は被害者が二人

喧嘩

ダブル不倫とは既婚者の男性と既婚者の女性が不倫関係になることです。
そのため、ダブル不倫には不倫をした加害者が二人いる一方で、被害者も二人いることになります。
夫に不倫をされた女性と、妻に不倫をされた男性ですね。

したがって、不倫相手に慰謝料を請求すれば、その不倫相手の配偶者から自身の配偶者へも慰謝料請求される危険が生じます。

お金

もっとも、配偶者と離婚するのであれば、その配偶者が慰謝料を請求されようが知ったことではありません。
「頑張って払ってね!」で終わる話ですから。

しかし、その後も婚姻関係を継続するのであれば、やはり自身の配偶者が慰謝料請求を受けるのは避けたいと思うでしょう。

なぜなら、配偶者が支払う慰謝料は、結局のところ家のお金から出ることが多いからです。

解決のコツ

そこで、ダブル不倫において慰謝料を請求する際には、不倫相手が自分の配偶者に助けを求めることなく解決できる額を請求することがコツなわけです。
具体的には以下の4点です。

  • (1)被害者が二人いることを常に意識する
  • (2)不倫相手の支払い能力をよく考える
  • (3)送付先をよく考える
  • (4)追い詰め過ぎない

詳しくは→こちらのダブル不倫の慰謝料請求を成功させる4つのコツをご覧ください。

ポイント

ここがポイント!


不倫相手が自分の配偶者に助けを求めない額を請求するのがコツ!

不倫相手は配偶者に知られたくないはず

ところが、上記のようなことは理解されていても、低額の請求では納得できないという人も多いです。

そのような人の心のよりどころは、「相手もご主人(奥さん)にダブル不倫のことを知られたくないのだから、仮に高額の慰謝料を請求したとしても、そう簡単にはご主人(奥さん)には不倫の事実を打ち明けないだろう」ということです。

疑問

はたしてそのような考えは正しいのでしょうか?

高額の慰謝料を請求しても、本当に配偶者に不倫の事実を打ち明けないのでしょうか?

基本的には不倫の事実は知られたくない

確かに、基本的には不倫相手は自分の配偶者に不倫の事実を知られたくないと思っています。

なぜなら、自分の配偶者に不倫の事実を知られたなら、離婚を通告されるかもしれませんし、慰謝料を請求されるかもしれませんからね。

したがって、自分の力だけで不倫問題を解決できると思ったならば、まず自分の配偶者に不倫の事実を打ち明けることはないと考えて間違いありません。

自分の力だけで不倫問題を解決できない場合、話は別

しかし、自分の力だけで不倫問題を解決できない場合、話は別だと言わざるを得ません。
具体的には、自分の経済力だけで動かすことができない額を請求された場合です。

お金

例えば、20万円程度しか動かすことができない人に対して、50万円程度の請求であるならば「何とか減額してもらえないだろうか」と考え、減額を申し出てくることもあるでしょう。
30万円ぐらいなら減額してもらえると感じることもありますからね。

一方、20万円程度しか動かすことができない人に対して、200万円や300万円の請求であれば、減額を申し出たところで、自力で動かせる額には到底届かないと考えます。
さすがに200万円や300万円の請求が20万円になるとは、普通の感覚では思えませんからね。

追い詰められた不倫相手が取る行動

すると、追い詰められた相手の取る行動はひとつです。

リスクを覚悟のうえで、自分の配偶者に不倫の事実を打ち明けて、その配偶者から自分の不倫相手に慰謝料を請求してもらうのです。

その結果、多くの場合はお互いの家庭で同額程度の慰謝料をやり取りすることになるでしょう。

ポイント

ここがポイント!


不倫相手を追い詰めると、自分の配偶者に助けを求める。
その結果、経済的なメリットは皆無になる。

甘い考えは捨てる

上記のように、基本的に不倫相手は自分の配偶者に不倫の事実を知られたくないと考えてはいるものの、その考えは状況によって変わります。

つまり、「そう簡単にはご主人(奥さん)に不倫の事実を打ち明けないだろう」という考えは甘いです。

不倫相手の支払い能力を大幅に超える慰謝料額を請求すれば、ほぼ確実に配偶者に助けを求めると考えるべきです。

ポイント

ここがポイント!


「不倫の事実を打ち明けないだろう」という甘い考えは捨てる。

どうすれば良い?

疑問

では、どうすれば良いのでしょうか?

いろいろな考え方があるのかもしれませんが、個人的に以下の二つのように考えるしかないと思います。

相打ち覚悟

シンプルです。

現在の「低額の請求では納得できない」という気持ちを優先させて、不倫相手が配偶者に助けを求めた場合は、「そのときはそのとき」と相打ちの覚悟をすることです。

もちろん、「ご主人(奥さん)に不倫の事実を打ち明けないだろう」という甘い考えは捨てた上での話です。
仮に、不倫相手が自身の配偶者に不倫の事実を打ち明けなかったとしても、それは単に運が良かっただけなのです。

そのため、相打ちになる可能性は極めて高いことも覚悟すべきで、不倫相手の支払い能力を大幅に超える慰謝料額を請求すべきです。

ゼロよりはマシ

もうひとつは、ゼロよりはマシと考えることです。

双方の被害者が相打ちになれば、よほど婚姻期間の長短に差があるとか、一方が交際を解消することを拒否し続けたために関係続いていたとか、一方夫婦は円満だったが他方夫婦は別居寸前だったなどの事情がない限り、得られる慰謝料はほぼゼロです。

しかし、不倫相手は自分の配偶者に不倫の事実を知られたくないと考えているのですから、自分の経済力だけで動かせることができる額の請求であれば支払いに応じます。

そうすれば、額は少ないかもしれませんが、いくらかの慰謝料自体は支払わせることができますし、手元にも残ります。
また、不倫相手に多少ではあっても経済的なダメージを与えることもできます。

このような形での解決を「ゼロよりはマシ」と考えて、自分の中で納得させることを検討されても良いでしょう。

ポイント

ここがポイント!


例え少額しか得られなくても、ゼロよりはマシと考えることも一案。

請求されたらどうすれば良い?

ここまではダブル不倫で請求された場合について説明してきましたが、逆に請求された場合の対応を知っておくことも、請求を成功させるうえで有益だと思います。
そこでダブル不倫の慰謝料を請求されたら、どのように対応すれば良いのでしょうか?
それについては→次のページ(ダブル不倫の慰謝料を請求されたら)で説明しています。

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